2018-11-29 第197回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
それは、阿蘇の溶結凝灰岩など柔らかい岩、岩盤があるということもありますけど、もちろん仏教文化がかなり浸透していたということがあるんです。皆さん、臼杵石仏は御存じだと思うんです。あれも磨崖仏の一つです。 なぜこういう話をするかということなんですが、国東半島、その周辺は神仏習合といって、今年は六郷満山の開山千三百年なんですね。
それは、阿蘇の溶結凝灰岩など柔らかい岩、岩盤があるということもありますけど、もちろん仏教文化がかなり浸透していたということがあるんです。皆さん、臼杵石仏は御存じだと思うんです。あれも磨崖仏の一つです。 なぜこういう話をするかということなんですが、国東半島、その周辺は神仏習合といって、今年は六郷満山の開山千三百年なんですね。
しかもあそこは竹やぶが生えていて、雨がしみ込んで、溶結凝灰岩の中に竹の根が入り込んでいってだんだん膨張してきている。そういう事実もあるわけです。現に、いまはとまっているそうでありますが、あの地滑りが起こった後、その隣の地域においてはすでに落砂が始まっているわけです。ひびと同じに下がっている。
今回の災害は、鹿児島の特殊な条件、すなわち姶良カルデラ地帯におけるシラスあるいは軽石あるいは凝灰角礫岩やあるいは溶結凝灰岩などによる災害の発生だというふうに言われておりますけれども、この原困について、これから後の対策を含めて考えていかなければならない問題もありますので、この点を明らかにしていただきたいと思います。